2012年03月30日

人と犬;保護犬の場合

いよいよ、ムウが我が家にやってきて あと一ヶ月弱で二年になります。 少し振り返りながら 人と犬(特に保護された犬)について 書いてみようと思います。 (いやん、真面目〜〜〜べーっだ!) 最近はネットのおかげで、 保護活動の預かりさんをなさっている方のブログとか 里親さんになって、 犬との生活をブログで紹介して下さる方が多いですよね。 里親になることを決めた私には、 それらを参考にできるのは とっても心強い、、 と思っていましたが 実際のムウとの生活では ☆人がいれば寝ない。 ☆屋内、屋外を問わず、いつもびくびく ☆ちょっとした物音で吠える が、最初の数ヶ月ほど続き。汗 あれれ〜〜〜 なんか、他所のブログ見てみても、 参考にさせてもらえそうな箇所がない!? と、動揺しましたガーン・・・ だって、 とっても嬉しそうに画像つきの記事で 『一週間経過してヘソ天を☆』 とかでしたもの。 ムウの場合は結局 お腹を上にして寝たのは 暑さに負けて、、という感じで 何ヶ月か経過してからでした。。。 ムウはいつも びくびく&キョロキョロしているので お散歩では、もう動きが支離滅裂。 まっすぐ歩かない上に 頻繁に驚き、その拍子に あらぬ方向にいきなり跳ぶ(?)ので 何度もムウの足を踏みそうにガーン しかも、 よく後ろを振り返りながら歩いていて。 左に首を曲げると 進行方向も左に傾いて 停めてある自転車や電柱に 頭をぶつけたりしていました。にひひ 短いお散歩でも、 こちらも気を張り続け、 リードは常に短く持って 力を抜けず。 帰宅すると 人間も、ぐったりしたものです。 今では、かなり良くなりましたが 拾い食い防止のため 人がいなくても、狭い道幅のところや 植え込みのあるところは 一応短めに持っています。 それから ムウを抱っこすると、 緊張して身体を固くしたまま。 (特にお尻に力が入ります) 一応、そのまま大人しくはしていられますが 決して寝ないですし、 外で、パニックになった時でも 抱っこして落ち着いてもらおうとしても 効果は全くなし!! 物音は外の自転車の音、車の音 人の話し声、といった もう何から何まで吠えましたし ダンナさんの出勤や帰宅の時も 錯乱? っていうくらい、吠えました。 ま、今でも帰宅時は吠えていますけれども 現在は、入って来たのがダンナさんだと分かると ヒョエ〜ヒョエ〜と 甘えているといいますか 可愛らしく(?)出迎えしています。 (動物病院に行った日などは かなり疲れるらしく、出迎えなし! 笑) この界隈では、 里親さんになった方が多く よくお話を伺うこともできるのですが、 どんなに良い子なワンちゃんでも 「やっぱり馴染むまで 一年はかかります」と 飼い主さんはおっしゃいます。 犬種や性格もあると思いますが 飼い主が変わる、生活環境が変わる、 ということ自体、 理解し、受け入れ、安心するまでに 時間はかかるものなんですよねぇ。 今なら分かりますが 最初の双方の戸惑いの中では 一日一日が長過ぎて、 一年先は、三〇年先くらいの感覚でした(笑 「どうやってあげるのが この犬にとっての幸せなんだろう?」と 思う気持ちが、 最初の頃は強すぎて。 「ま、いっか」 という『余裕』がもっと持てたら こちらの力が抜けて、 犬の方もリラックスしやすいかったんだろう、と 今は思っています。 よく、お留守番のトレーニング、とか 一大事みたいな扱いをされていますが 出かけなくてはならない時は 出かけなくてはならないわけで。 しっかり台所ガードして 机の上などに物は置かず 万全の体勢で出かける。 もう、これしかありませんわんわん 吠えようと、 甘えようと、放っておく。 ずっと外出を控えていると 人間の方の神経がまいってしまうので 短いお出かけ、ちょっとお茶を飲みに、 くらいのところから、 有無を言わさず挑戦するしかないようです。 しつけと愛情のラインも とても難しくて、 今も悩む事はありますが 「ま、いっか。 今日もご飯を食べられているんだし、 暑い寒いをしのげて眠れるんだし!」とかクラッカー 細かいところは、そんな感じでグッド! もちろん、良い事と悪い事の区別は 一度決めたら なるべく変えないようにしないと 犬が混乱してしまうので ご飯のルールとか、寝る場所のルールとか 最低限のところは お家でしっかりと相談して 決めておくのがいいと思います。 悪い事をしたとき、失敗した時に 「怒る」のは意味はなく (なぜなら、それは感情だから) 注意する、簡単に説明するように うちではしています。 よく、その瞬間じゃないと 注意しても意味がない、と言われていますが そんなこと、ないと思うんですよね〜〜。 例えば、 外出から帰って来て、 粗相やイタズラがあったとしたら 「ありゃ〜〜」と、一人で呟いて がっくりと床に膝をついて 1分くらいじっとしていると 理解しているようで。 ぴたっと、止まります。 さて、かなり悩んだ最初の頃に お世話になった&なっているKDPさんの マユさんと何度かお電話させて頂けたのも 本当に大きかったビックリ 大きかった、という言葉では 言い表し切れないデス。 もう、ボリショイです。怒 (Большой/大きな 偉大な) 最初の頃から、ムウには何度も威嚇され。 そして何度か噛まれ。ショック! もっと、しっかりした飼い主さんのところで きちんとしつけをされる方が、 この犬は幸せなんじゃないだろうか?と 何度も思いました。 ちなみに、 可愛いねーとか、良い子だねー、 という言葉をよくかけるといい、 と友人から聞いたので うちでも取り入れてみましたが。 「ナニ言ってんのサ?ヘッ!」 という感じで 全く響いていなかったムウ。 完璧なやさぐれ犬でしたねぇむっ よく、お腹は見せましたが 完璧に目は死んでいて 他所をじっと見ていました。。 マユさんからは、 技術とか、理論とか そういうものも教えて頂いたのですが (お散歩ではリードを短く、とか お散歩ルートを色々と変えて、とか) 私としては そういうところよりも 励まされたことが 力になりました。 励まそうとされて、、じゃなくて 結果として元気を引き出してもらえる、 っていうんでしょうか??? 〜〜しなさい、とか 〜〜すべき、というような 感じはなくて。 あくまでも中立でクールで そして純粋な お言葉の数々天使 はー。 (↑思い出して、癒され中) そういうわけで ブログのカテゴリーに 『マユさん語録』という項目を 作ってあるのです。おほほぺこ めげそうになった時や 何かアクシデントが起こった時、 数回、お電話でお話させてもらった度に 私の中で 『素敵なボランティアさんに出会えたという 幸運な流れがあったんなら、 このムウに出会えたことも そうなんじゃない? この人なら、この家なら、って KDPさんに思ってもらえたのなら、 そこにはきっと ウチにはちゃんと家族になれて 良い関係を築けるという 何かを感じてもらえたからじゃない??』 と考えられるようになり。 そこからまた 地道に自分やムウのことを考察しながら 新しいアプローチを考えたりしてみました。 世の中の犬のしつけ理論、技術や しつけのプロの資料など、 参考になるものはないか、と 普段、自分で探してみましたが 色々とありすぎて混乱しそうなくらいでしたし 悲しいことに どれもピンと来なくて 結局、ムウと自分のことを観察して 日々手探りの連続あひる でも、それが一番良いみたいでしたヨ。 犬はこんなもんだよ〜、とかいう 経験や知識を、 持っていればもちろん役立つ事もありますが ちょっとそこは左脳に待ってもらって 右脳で感じてみる、っていう。。 そして、気づいたことをもとにして またちょっと挑戦してみる。 これを繰り返していると 正解に辿りつくような。 <違っていたら、やり直す> ということが可能なんだっ! と、実感できたのは かなり大きな収穫でした☆ (違った場合は、明らかに 問題が改善されないか ピンと来ないか、 悪化します…) というわけで。 ちょっと長かったのですが KDPさんのブログに >懐くかどうか心配、という方は多いですが、 >焦らずゆっくり見守れば、必ず懐きます。 >「お山に居たほうがしあわせ?」というご心配をされる方も多いです。 とあったのですが。 マユさんから私に 最初に言って頂いた通り、 『複数の中でいるのも もちろん楽しいと思うのですが 思う存分の愛情の中で、 家族として「家」で 居場所を持てることも やっぱり犬にとっては嬉しいこと』 なんだと思います。 そして、犬だって 頭はいいので、ちゃんと分かっていて 『新しい家族を 今待っているんだ〜』 と、理解して 待っているんだと思います。 私は、ぜーんぜん、 KDPさんのお手伝いをしているわけじゃないし ムウを連れて、 お山にも、まだ遊びにも行けていませんが (一日に恐ろしい量のオシッコするから 移動できないんですよね…) でも、これから里親さんになってみようかな、 と少しでも考えている方の お役に立てればと思って 書いてみました。 こんな人でも どうにか、やってこれました。 てへべーっだ! 保護活動や譲渡会などの情報がある、 KDPさんのブログ ちなみに。 ちょうど一年たった時に 久しぶりにマユさんにお電話したら お近くに菊池さんもいらっしゃったようで。 お電話の向こうで 「ほら、もう一年たったからって。 ムウだよ、ムウ」と、 マユさんが菊池さんに話しかけて下さり。 電話口から遠いところでお二人が お話されているのが聞こえたのですが。 「え?ムウ?」 「そう、ムウ。」 「???」 「ほらほら!ムウ。ムギ(旧)だよ、ムギ!」 「おおー! ムギコか!ムギコ!!」 あはは。 ムギコ〜〜。 名前の後ろに「子」を付けるところに ちょっと昭和の匂いを感じました好 ペタしてね 読者登録してね
posted by 玲樺(れいか) at 11:33| Comment(4) | TrackBack(0) | 保護犬
この記事へのコメント
TITLE: 1. 最近
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ペットの保護活動を
TVで見ることが多くなりました。
うちでもカレンさんが逝って、
ケージはそのまま残っているので、
飼うことは出来るのですが、
小犬から育ててこなかった犬は、
想像以上に手がかかると過去の経験から
判ってますし、
被災して人間不信に陥っているワンコは、
もっと難しいだろうと思います。

れいかさんのブログを見て、
より一層そういう思いを感じました。
Posted by Kir at 2012年03月30日 18:40
TITLE: 2. Re:最近
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>Kirさん

今までに複数のワンちゃんを
飼ってらしたご経験が
おありなのですね!
素晴らしい〜☆

ムウが来た最初の頃に
クライアントさんから
「友人で野良犬を飼い犬にした人も
いましたので、大丈夫ですよ」と
励まされた事も☆www


まさに、最近の保護活動に触発された方は
多いと思いますが
実際に、、となると
ちょっと躊躇される方々も
少なからずいらっしゃると思いますし
そのお気持ちもよく分かります。

一つでも命を助けたい、
でも、命だからこそ軽々に引き受けられない。
命を大切に思われるからこその
葛藤(?)だと思います。

全く犬を飼った事がない私が
ただ犬が好きというだけで飼い始め、
今では「大変だと思ったこと」を
「いい経験をさせてもらった!」
とキッパリ思えるようになったことと、
ムウを可愛いと言って下さる方が
一人でもいらっしゃると
本当にこの命を救えて良かったな、と
思います☆

にしても、
ムウはかなりの強敵でしたので
あまりご参考にはならないかも、、(汗
Posted by れいか@ムウ管理人 at 2012年03月30日 19:07
TITLE: 3. 感動して
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お話読んでいてうるうるきてしまいました。
最近、というかだいぶ前から涙腺がゆるくて困ります。
ムウちゃんの怯えの原因や過去の暮らしを思うと胸が締め付けられます。
玲樺さんのように大きな愛情と理解する心がなければ保護犬を育てることは難しいですね。
うちの場合はきたときに仔犬だったから普通に飼ったのと同じなのでさほどの苦労はいらず、
もしも大人の、しかも過去に悲しい思いやひどい暮らしを強いられてきた犬だったらはたして自分にはうまく接していくことが出来るのだろうかと考えます。
でもこの先保護犬に対して自分にも出来ることがあるのなら玲樺さんやその他の里親さんの話も参考にして頑張ってみたいという気もあります。
とはいえ縁ですからね、無理せず背伸びせず今は自分の犬に愛情充分かけてあげます。

ムウちゃんにお外でもどこでも心安らぐ日がやってきますように!
優しいパパとママがいるから大丈夫だよ!
Posted by leo at 2012年03月31日 09:50
TITLE: 4. Re:感動して
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>leoさん

涙腺、年をとると緩くなりますよね(笑
ハートが開いて、愛情深くなると
なるそうですので(^-^)

ムウの怯え、というか
人の顔色を窺ったり、
いつも空気を察知しようとしているところは
もともとの性格も
大きいとは思います。

犬も人間の子供も、
(つまり誰でも?)
愛情は受け取りたいと思い続けるものだと
私は考えておりまして☆

なので、何気ない普段の生活の中で
安心できることが分かってくれば
どんなワンでもニャンでも
それなりに愛情を受け取ってくれると
信じています〜。

leoさんの大らかさは
本当にすごいと思うので
(網戸事件とか!)
もし今後引きとられることになったとしたら
私なんかより、ずっと素晴らしい
飼い主さんになると思いまーす(^-^)

前に、ぐんちゃんブログにコメントで
書かせて頂きましたが
子犬は子犬で
また違った
笑い話、じゃなかった
ご苦労があるものでしょうし
それをなさって来たのですものねっ☆
Posted by れいか@ムウ管理人 at 2012年03月31日 11:05
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